陶芸技法の専門書・入門書-2「装飾技法」解説書
update:2024/11/12
陶芸では多彩な装飾技法があります。絵付けだけでも、本焼き前に描く「下絵付け」、本焼き後の「上絵付け」、イッチンで描いたり、化粧をしたりと、きりがないほど。ここでは様々な装飾技法を解説した本を集めました。
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染錦の技法 絢爛豪華な世界を生み出す究極の絵付け オリジナル31図案付き
下絵付けと上絵付けを組み合わせた絢爛豪華な絵付け芸術の最高峰のひとつ染錦を一般向けに技法解説。専門書がなかった高度な技法であるが、豊富な写真と動画連動(QRコード付き)で徹底解説。
■有坂多絵子【著】
厚生労働大臣認可陶磁器絵付け一級技能士。館山でアトリエ〜風の色〜を主宰。
■誠文堂新光社
■2023/03刊
■B5判 160P
絵付けの教科書 染付・上絵付け・和紙染めを描く オリジナル50図案付き
描くことに焦点を当て、道具や材料、基本的な技法、さらに上級者向けの応用技術までを詳しく解説。下絵付け(染付)と上絵付け(色絵)、和紙染め、墨はじきまで。
■有坂多絵子【著】
厚生労働大臣認可陶磁器絵付け一級技能士。館山でアトリエ〜風の色〜を主宰。
■誠文堂新光社
■2023/02刊
■B5判 160P
染め付け blue and white porcelain
墨はじきなどの特殊な染め付け技法や使いやすい唐草文様など、作品90点を解説。伝統からモダンなものまで、色絵やポーセリンアートなど、幅広く使える文様を図案とともに掲載。
■有坂多絵子【著】
厚生労働大臣認可陶磁器絵付け一級技能士。館山でアトリエ〜風の色〜を主宰。
■誠文堂新光社
■2017/02刊
■B5判 80P
粉引の器 その発想と作り方
美しく、使い勝手のよい白化粧の器をさがす、つくる、つかう
素地と成形、化粧、釉薬、そして焼成まで、粉引の作り方を丁寧に解説。さらに、粉引が人気の作家たちの取材などを通じ、粉引きの魅力や鑑賞ポイントなども紹介。
■『陶工房』編集部【編】
■誠文堂新光社
■2020/07刊
■B5判 167P
ポーセリン・アートの装飾テクニック 和洋のモチーフ50点と技法解説【新装版】
花や果実等の絵付けをレベルアップさせるための様々な装飾技法とアイディアを、多彩な作例50点とプロセス写真で詳しく説明。マスキングやスクラッチをはじめとするモダンテクニックなど。
■花島悦子【著】
ポーセリンアーティスト、一級陶磁器絵付技能士。エツコハナジマ スタジオ主宰。
■日貿出版社
■2017/09刊
■A4判 109P
陶芸絵付け図案
初心者でも安心なシンプルなものから、本格的な上絵付でも使えるものまで揃えた、陶磁器の文様集。四季の草花、野菜、果物、動物、風景など実物大で掲載。
■マール社編集部【編】
*ロングセラー*
■マール社
■1997/04刊
■B5判 112P
陶芸絵付け図案2 四季の器
好評だった「陶芸絵付け図案集」の第2弾。四季をテーマに、伝統的な文様からモダンなものまで幅広く、実物大で掲載。
■マール社編集部【編】
*古本でもオススメ*
■マール社
■1998/03刊
■B5判 112P
やさしい陶芸絵付け 鉄絵の描き方 酸化焼成で新しい表現 オリジナル図案付き
陶芸教室では本格的に学ぶ機会の少ない、伝統の絵付け技法「鉄絵」の制作を、初心向けから本格派まで徹底解説した画期的な一冊。掲載全作品につき、著者によるオリジナルの図案も掲載。
■比護武司【著】
陶芸家。愛知芸術大学で加藤作助に師事。むさしのくらふと陶芸スクール主宰。
*古本でもオススメ(電子版あり)*
■誠文堂新光社
■2017/06刊
■B5判 156P
絵付けアイデア帖 下絵付け編 筆遊びからはじめる陶芸実践
素焼き前の素地や素焼きへの絵付の基本を紹介し、はじめての人も自己流でうまくいかなかった人も、本格的に絵付けを楽しむことができる一冊。描く絵柄のアイデアに困った初心者から上級者まで。
■野田耕一【著】
陶芸家・陶芸教室講師。東京藝術大学大学院陶芸専攻修了。
*古本でもオススメ*
■誠文堂新光社
■2012/10刊
■B5判 128P
釉薬・加飾による新陶芸技法 基本テクニックから応用までわかる【増補改訂版】
様々な技法を、現代的な小道具や用材を使用したり、新しい感覚で趣きの異なる作品にしたりと、基礎から応用まで、その技法の様々なバリエーションやテクニックのアドバイスを掲載。貼花や象嵌、紙染など。
■小山耕一【著】
陶芸家、日本工芸会正会員。東京竜泉窯陶芸教室を主宰、陶芸技法の著作多数。
*古本でもオススメ*
■誠文堂新光社
■2012/09刊(初版2009)
■B5判 159P
色彩豊かに楽しむ陶芸
人気陶芸家の著者が、釉薬、装飾に重点を置いた色彩豊かな作品を提案した陶芸の入門書。伝統にこだわらない、自由なアイディアでの陶芸作品の数々を紹介。
■高橋奈己【監修】
陶芸家。武蔵野美術大学・ファエンツア国立陶芸美術学校で学ぶ。
*古本でもオススメ*
■マガジンランド
■2019/04刊
■A4判 120P
陶芸彩色レシピ すてきに器
器の表面を仕上げる様々な彩色の手法。釉薬の一色掛け、掛け分け、重ね掛け、呉須、弁柄、白化粧と色化粧、象嵌、色化粧削り落とし、いっちん、下絵付け、土の貼りあわせなど、手法別に43作品のレシピ。
■高橋奈己【監修】
陶芸家。武蔵野美術大学・ファエンツア国立陶芸美術学校で学ぶ。
*古本でもオススメ*
■マガジンランド
■2006/10刊
■B5判 111P
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