【03】岩手のやきもの情報
update:2024/08/12
岩手 〜伝統「小久慈焼」、復興「鍛冶丁焼」
INDEX
① 岩手やきもの探し
①岩手やきもの探し
まとまった集落はないが、見逃せない窯元ぞろい!
現存する中で北限と考えられる小久慈焼や、昭和に入って復興した鍛冶丁焼、さらに明治に開窯した台焼など、県内各地に見逃せない窯元が点在。
「花巻」界隈
〜花巻温泉、宮沢賢治、そして伝統の鍛冶丁焼と台焼さがし〜
鍛冶丁焼 窯元
【窯元・工房】昭和に復興した、伝統の鍛冶丁焼窯元
文化元年(1804)開窯、昭和18年(1943)廃窯。昭和22年に益子で修行した阿部勝義が、伝統を引き継ぎ復興させ、現在は2代目の阿部太成が当主。
※ギャラリー併設、陶芸体験可(要問い合わせ)
花巻市湯口字蟹沢25-1
花巻市博物館
【美術館・博物館】縄文土器から鍛冶丁焼なども所蔵・展示
常設で考古と歴史を展示しており、縄文時代の久田野遺跡などの出土品や、花巻で焼かれていた鍛冶丁焼などを常設展示。さらに企画展でやきもの関連なども開催。
花巻市高松26-8-1
→HPにジャンプ
台焼 窯元
【窯元・工房】明治に生まれた、花巻温泉の台焼窯元
明治28年(1895)、杉村勘兵衛が開窯。花巻の台温泉を用いて作られる。万寿山の陶石に薄い青緑色の糠青磁が特徴。現当主は5代目の杉村峰秀。
※ギャラリー併設、陶芸体験可(要問い合わせ)
花巻市湯本2-9-2
「久慈」界隈
〜北限の民陶、北限の海女など、やきものも観光も見逃せない〜
小久慈焼 窯元
【窯元・工房】北限の民陶と呼ばれる小久慈焼の窯元
文化10年(1813)に熊谷甚右衛門が開窯し、6代目までは熊谷家が継承。7代目で下嶽毅が窯主となり、現在は8代目の下嶽智美。現在も地元の土と釉薬を使う。
※ギャラリー併設、陶芸体験可(要問い合わせ)
花巻市湯本2-9-2
ギャラリーIZUMITA
【窯元・工房】のだ焼・泉田之也の工房併設ギャラリー
朝日陶芸展や日本陶芸展などで数々の受賞歴を持ち、個展を中心に活躍中の人気陶芸家・泉田之也が生み出す「のだ焼」ギャラリー。
※予約制
九戸郡野田村玉川5-79-17
→HPにジャンプ
岩手の人気お宿ランキング
→ ページトップに戻る
オススメ関連記事
◎全国の主な「窯業地」リスト
◎全国の「陶磁器が多い」美術館リスト
◎全国の主な「古窯跡」リスト