【36】徳島のやきもの情報
update:2024/08/13
徳島 〜藍甕から日用品へ、阿波が誇る「大谷焼」
INDEX
① 大谷焼の里めぐり 〜大谷(鳴門市)
① 大谷焼の里めぐり 〜大谷(鳴門市)
大谷焼の発祥の地、大谷村(鳴門市大麻町大谷)を訪ねる!
江戸時代に大谷焼に登窯を築窯、徳島の特産品・藍染用の大きな藍甕を作っていたが、現在は需要が減少。しかし日常食器など多様なものを作り、人気が出ている。
「大谷」界隈
〜江戸時代からの大谷焼の里で、窯元をめぐろう〜
元山窯 ー 田村陶芸展示館
【窯元・工房】250年以上の歴史ある大谷焼窯元
天明4年(1784)納田窯を開窯、6代目に継承元山窯として改窯、現当主の10代目・田村栄一郎に至る。国指定有形文化財の登窯(幕末期)が現存。
※ギャラリー併設、徳島市にも直営店 ※陶芸体験可(要予約)
工房:鳴門市大麻町大谷字中通り3-1 藏本店:徳島市蔵本町1-4-1
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矢野陶苑
【窯元・工房】130年前の登窯を使用しつつ、現代的な器も
明治8年(1875)開窯、当時の登窯を今も使用。現当主・5代目の矢野耕市郎はsuekiブランドを立ち上げ、現代的な大谷焼を発表。
※ギャラリー併設 ※陶芸体験可(要予約)
鳴門市大麻町大谷字久原71
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森陶器
【窯元・工房】日本最大級の登窯を持ち、多用な陶器を発表
大正元年(1912)開窯、国指定有形文化財の登窯(大正期)が現存。現在は4代目と5代目が活動。伝統の甕の他、メダカ鉢や手洗い鉢、日用食器も人気。
※ギャラリー併設 ※陶芸体験可(要予約)
鳴門市大麻町大谷字井利ノ肩24
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大西陶器
【窯元・工房】メタリック感のある黄金窯変が人気
大正8年(1919)大麻町大谷字山田に開窯、登窯は国指定有形文化財。2014年に現在地に移転。伝統の甕や鉢の他、鮮やかな「藍-indigo-」シリーズの食器も人気。
※ギャラリー併設 ※陶芸体験可(要予約)
鳴門市大麻町大谷字東山谷17-2
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佳実窯
【窯元・工房】伝統の大谷焼と、赤や青の釉薬も
現当主の3代目・瀧野佳宏は陶暦25年以上で大谷焼陶業協会の会長。伝統の大谷焼に、様々な技法を取り入れ、多様な器を発表。
※ギャラリー併設 ※陶芸体験可(要予約)
鳴門市大麻町大谷字東山谷45
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梅里窯 ー 陶業会館
【窯元・工房】伝統工芸士で陶芸家の森裕紀の窯元
現当主は2代目。穴窯2基の他、薪窯、炭窯、ガス窯、電気窯があり、多様な焼成で様々な器を発表。直売所があり、さらに体験教室も。
※ギャラリー併設 ※陶芸体験可(要予約)
鳴門市大麻町大谷道の上30-1
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♡大谷焼窯まつり
【陶器祭・イベント】年に一度の大谷焼陶器市
大谷の各窯元を中心に、近隣小学校も会場となって、大谷焼の陶器市を開催。割引価格で購入可能の他、展示会やカフェなどのイベントも。
※以前は東林院にて開催していたが、現在は同院は改修中。
■例年11月
■鳴門市大麻町大谷の各窯元
「鳴門」界隈
〜ちょっと足を伸ばして、この美術館だけの目的で行こう〜
大塚国際美術館
【美術館・博物館】原寸で色あせない、陶板による名画複製
陶板の名画美術館。古代壁画から現代絵画まで約千点を大塚オーミ陶業の特殊技術で原寸に複製。中でもシスティーナ礼拝堂の「天地創造」「最後の審判」は圧巻。
鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
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