update:2018/02/28
2月28日は織部の日。
岐阜県土岐市が、30年前に制定しました。利休七哲(千利休の高弟7人)の一人、古田織部が初めて歴史の舞台に登場した日とされています。
1599年2月28日に、織部は自分の焼いた茶器で茶会を開いたと言われています。これが「織部焼」。斬新な意匠と歪んだような独特のフォルム、まさにアバンギャルドです。
織部焼は美濃のやきもので、美濃焼の一つとしても数えられます。
桃山時代の織部焼は、岐阜県土岐市泉町久尻にある「織部の里公園」内にある、国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」から出土しているのです。
http://www.city.toki.lg.jp/docs/hpg000000571.htm
そこで、現在の美濃焼(岐阜県)の産地である土岐市が、織部の日を制定し、毎年さまざまな記念行事を開催しているのです。
今年は第30回。
例年、織部の日記念事業は茶会や第11回現代茶陶展、元屋敷陶器窯跡出土品展などが開催されるようです。
・・・ちなみに、織部の命日「織部忌」は6月11日。この日は菩提所である京都・興聖寺で茶会が開催されることで知られています。
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(2023年加筆修正)
追記。。。
古田織部は、最近ではマンガでも、描かれている人物として、有名になりましたね。
逆マンガのテイストですし、あくまでも「創作」ですが、物語としては面白いです。
山田芳裕 『へうげもの』
講談社 モーニングコミックス全25巻
・・・そういえば、今年にはいって完結しました!