やきもの写真集・陶芸作品集 -1「現代陶芸家」作品集
update:2024/11/12
伝統工芸からオブジェまで、現代日本において「陶芸」分野で創作活動をする個人作家の作品集を集めました。近年、出版数が減少傾向にある中で発刊されているので、その分、秀作ばかりとなっています。
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細川護熙 自選作品集 但造作莫 私の作陶、書そして画
政界を引退後、様々な創作活動を行っている著者による自選作品集。中でも陶芸家として人気が高く、楽焼をはじめ、井戸、粉引き、唐津、志野、伊賀など、様々な茶陶作品を発表している。
■細川護熙【著】
第79代内閣総理大臣。60歳で政界を引退し、陶芸や書画などの創作を始める。
■藤森武【写真】
写真家。土門拳に師事し古寺巡礼の助手をつとめ、自身も仏像・骨董写真が有名。
*話題の新刊*
■世界文化社
■2024/09刊
■B5変型判 208P
竹中浩 陶藝作品集
李朝の心を京焼に昇華させた 京都府指定無形文化財「陶芸」保持者 竹中浩 白磁陶藝の神髄。壺は瓶、皿の他、硯や水滴などの文房具など、50年以上にわたる竹中浩の陶芸作品のすべて。
■竹中浩【著】1941〜2024
陶芸家、人間国宝の近藤悠三に師事。1996年に京都府無形文化財指定。
■シングルカツト
■2017/05刊
■A4判 182P
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村田森 二十四節気
京焼の人気陶芸家・村田森の作品集。二十四節気をテーマに作陶、その392点の作品を収録、スケッチやインタビューなども収録。
■村田森【著】
古色とモダンを感じる染付などが人気の京都の陶芸家。
■Kaikai Kiki
■2023/03刊
■B5判 492P
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赤の極み 福島武山作品集
九谷焼の三大技法の一つ“赤絵細描”の第一人者である福島武山。その超絶技巧による代表作を自選した初作品集。
■福島武山【著】
石川県指定無形文化財九谷焼技術保存会会員、九谷焼伝統工芸士会会長。
■芸術新聞社
■2022/01刊
■B5判 178P
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九谷 錦山窯の仕事
3代当主で「釉裏金彩」の人間国宝・吉田美統と4代目吉田幸央、吉田るみこの作品と、錦山窯の歴史などを紹介した一冊。金襴手・釉裏金彩・色絵金彩などの金を使用した多彩な技法による色絵金彩作品集。
■錦山窯【著】
明治39年開窯、4代目当主は人間国宝・吉田美統。金襴手が特徴の九谷焼窯元。
■エクスナレッジ
■2015/02刊
■A4変型判 96P
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新しい備前 伊勢崎淳の陶芸
現代美術研究である著者が、長年交友のある伊勢崎淳の個人史を検証しつつ、その作品を「現代美術」として位置づける画期的な評伝・写真集。旧作から近年の主要なオブジェ作品を網羅した100余点掲載。
■巖谷國士【著】
仏文学者、評論家。明治学院大学名誉教授。
■山陽新聞社
■2016/11刊
■A4判 214P
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森陶岳大窯の引き寄せたもの
85メートルの陶芸史上最大の窯で焼成し、業試験場での成分分析でも古備前と同等の結果が出たという、森陶岳の49作品と、これまで森陶岳が取り組んできた古備前追究の歴史的経過も解説。
■森陶岳【著】
備前焼作家、岡山県指定重要無形文化財保持者。備前焼窯元六姓の陶家の出身。
■吉備人出版
■2016/01刊
■A4判 134P
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使者の記憶 吉村利美 土と語った作品集
1980年より青森に築窯し制作活動を行なった吉村利美(1949〜2016)の、初期から晩年までの作品90点余と詩文10篇余、他3名による寄稿を収録。
■吉村利美【著】1949〜2016
青森で活動した陶芸家。国際陶磁器展美濃、日本陶芸展など受賞歴も多数。
■津軽書房
■2018/05刊
■A4判 85P
樂と萩
茶陶の最高峰である樂焼と萩焼の、それぞれの伝統ある陶家の現当主自らその系譜と基本を解説。さらに、樂吉左衞門さんが轆轤をひねり、坂倉新兵衛さんが手で捏ねた100碗を誌上公開。
■樂吉左衞門【著】
樂焼15代樂吉左衞門(直入)。東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。
■板倉新兵衛【著】
萩焼15代板倉新兵衛(一渓)。東京芸術大学院陶芸専攻修了。
*古本でもオススメ(電子版あり)*
■世界文化社
■2014/09刊
■B5変型判 208P
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古唐津復興 陶工 中里重利
古唐津の技法を人間国宝の父・無庵とともに甦らせ、自身の創作へと昇華させた陶工・中里重利の作品集。西日本新聞連載「古唐津復興」を基にした回想録も収録。
■下村佳史【著】
西日本新聞社唐津支局長を経て、現在は糸島新聞社社長。
■坂本美紀【監修】
故 中里重利の長女。
*古本でもオススメ*
■西日本新聞社
■2017/04刊
■B5判 112P
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九谷よ永久に 八十吉四代
古九谷・吉田屋の再現を極めた初代、画風と技術革新に取り組んだ2代、「耀彩」を生み出し人間国宝になった3代、そして新しい「赤」を創出した当代まで、徳田八十吉4代の作品を集成。
■北國新聞社出版【編】
*古本でもオススメ*
■北國新聞社出版局
■2015/09刊
■A4判 154P
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独歩 辻清明の宇宙
陶芸家・辻清明の”美の本質”に、写真家・藤森武の”眼”による大型カメラ・アナログ撮影の撮り下ろし。さらに陶芸評論家の林屋晴三や乾由明、詩人の谷川俊太郎、作家の安部公房やドナルド・キーンの寄稿あり。
■辻清明【著】1927-2008
陶芸家。焼締陶作品に愛好家が多い。
■藤森武【写真】
写真家。土門拳に師事し古寺巡礼の助手をつとめ、自身も仏像・骨董写真が有名。
*古本でもオススメ*
■清流出版
■2010/08刊
■大判 218P
Ceramic Works
奈良美智が2007年に滋賀の信楽でアーティスト・イン・レジデンスとして制作した約3年間の陶芸作品を、写真家・森本美絵によるインスタレーション写真を中心とした構成で掲載した大判の作品集。
■奈良美智【著】
国際的アーティスト。絵画やドローイング・立体作品など多彩な作品で知られる。
*古本でもオススメ*
■フォイル
■2010/08刊
■B4判 96P
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