やきものを知るガイドブック-1 一から学ぶ「やきもの教科書」

update:2024/11/12

日本のやきものの歴史は古く、しかも多彩で現在に至っている。そのため、より「やきもの・陶芸」を楽しもうと思うなら、一冊は入門書を手元に置いておきたい。ここではそんな一から解説している教科書的な本を集めました。
 
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アート・ビギナーズ・コレクション もっと知りたいやきもの
著名な陶磁器研究家・柏木麻里による入門書。縄文土器から近代陶芸まで、各時代の名品をたどりながら、やきものを鑑賞するポイントを解説。
■柏木麻里【著】
 陶磁器研究家、詩人。出光美術館学芸員を経て、現在は執筆業や展覧会企画など。

 
 
■東京美術
■2020/10刊
■B5判 80P
 

 
 


 
陶工房BOOKS
やきものの教科書 基礎知識から陶芸技法・全国産地情報まで
日本全国の多種多様なやきものの知識を盛り込んだ一冊。器の種類から、技法の話、日本全国の産地の紹介など、役に立つ情報ばかりの、やきもの基礎本。
■『陶工房』編集部【編】

 
■誠文堂新光社
■2020/04刊
■B5判 175P
 

 
 


 
ゼロから分かる! やきもの入門
懇切丁寧な、やきもの入門書の決定版。陶器と磁器の違い、器の形・名称、色や装飾、その他の技法、器と盛りつけのヒントなど、写真とイラストを多用しながらわかりやすく説明。
■河野惠美子【著】
 東京・板橋にある器の専門店「瑞玉ギャラリー」オーナー。

 
 
■世界文化社
■2017/06刊
■A5判 160P
 

 
 


 
てのひら手帖 図解 日本のやきもの
日本における陶磁器の歴史から各地のやきもの作りの流れや形からやきものを知るなど、図解を交えつつ、分かりやすく頭に入りやすい解説が魅力。情報がコンパクトにまとめられるので、鑑賞のお供に最適。
■伊藤嘉章【監修】
 中世・近世の陶磁史研究家。東京・九州・京都国立博物館を歴任。

 
*ロングセラー*
■東京美術
■2014/03刊
■B6判 144P
 

 
 


 
知識ゼロからのやきもの入門
器店主ならではの視点でやきものを使う・見る愉しみを紹介。知っておくと役に立つ産地の特徴や陶芸技法、古今の有名な陶芸家などを写真でワンポイント解説。ページの隅には「こぼれ話」も。
■松井信義【監修】
 東京九段上の器の専門店「暮らしのうつわ花田」店主。

 
*ロングセラー*
■幻冬舎
■2009/07刊
■A5判 159P
 

 
 





 


 
カラー版 日本やきもの史【増補新装版】
第一線の研究者や学芸員が解説するロングセラーの日本陶芸全史。新たに加筆修正がされ、さらに新稿として、21世紀の現代工芸の章を追加。さらに充実した、陶芸愛好家の座右の書。名品290点、オールカラー。
■矢部良明【監修】
 陶磁史・茶道史研究家。東京国立博物館工芸課課長人間国宝美術館館長など歴任。
■他、第一線の陶磁器研究者が執筆

 
 
*ロングセラー*
■美術出版社
■2018/05刊(初版1998)
■A5判 224P
 

 
 


 
カラー版 世界やきもの史
世界の陶磁の全歴史をコンパクトな一冊に。世界の名品270点をオールカラーで紹介しつつ分かりやすく解説。中国陶磁世界交易図、中国・朝鮮陶磁年表、イスラム地域・ヨーロッパ・中国・朝鮮の窯場地図なども。
■長谷部楽爾【監修】
 陶磁器研究家。東京国立博物館などで要職を歴任し、陶磁に関する著作も多数。

 
 
*古本でもオススメ*
■美術出版社
■1999/04刊
■A5判 205P
 

 
 


 
Q&A 50問で必要な知識が身につく わかりやすく、くわしいやきもの入門
やきものができるまでから、種類、技法、歴史、そして全国を窯業地別に68窯と名品70点を紹介。巻末資料に、名工・人間国宝ガイド、やきものの名品が見られる美術館ガイドも。
■仁木正格【著】
 陶磁分野の企画編集に携わる編集者・ライター。

 
*古本でもオススメ(電子版あり)*
■主婦の友社
■2018/12刊
■B5判 112P
 


 
やきものの楽しみ方 完全ガイド
縄文時代から現代に至る1万年以上の歴史を持つ日本のやきものに興味がわき、楽しめるエピソードや、実際にやきものを楽しめる全国窯元ガイドを収録。やきものを知り、鑑賞し、楽しむための完全ガイド。
■荒川正明【監修】
 日本陶磁史研究家。出光美術館主任学芸員を経て、学習院大学教授。

 
 
*古本でもオススメ*
■池田書店
■2009/01刊
■A5判 191P
 

 
 


 
日本のやきもの鑑定入門
1万年の歴史ある縄文土器から、近世・近代、そして現代へと、あらゆる「やきもの」を、鑑定するがごとくの知識と見方を学ぶ入門書。知識が深まり、ますます鑑賞が楽しくなる一冊。
■矢部良明【著】
 陶磁史・茶道史研究家。東京国立博物館工芸課課長人間国宝美術館館長など歴任。

 
 
*古本でもオススメ*
■東京美術
■2010/08刊
■B5判 111P
 

 
 






 
「やきものを知るガイドブック」の詳細情報ページ
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(5)数寄者垂涎「茶の湯のやきもの」紹介本
(6)歴史を学ぶ「東洋陶磁」紹介本
(7)魅惑の「洋食器・欧州陶磁」紹介本
(8)活躍する「日本の現代陶芸家」紹介本
(9)「うつわ愛好」のための本


 
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