やきものを知るガイドブック-5 数寄者垂涎「茶の湯のやきもの」紹介本
update:2024/11/12
室町〜戦国時代、村田珠光が創始し、武野紹鴎が洗練させ、千利休が大成したと言われる「茶の湯」。その中で、日本のやきもの(国焼)の持つ美しさも見いだされました。ここでは、茶の湯の鑑賞や歴史などを紹介する本を集めました。
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必携 茶の湯 やきものハンドブック【新装改訂版】
茶道において役立つ、やきものの基本知識をまとめた一冊。茶碗や茶入の話ややきものの歴史、樂家・永樂家・大樋家歴代の作風と印譜を掲載。再刊にあたり旧版(里文版)を補訂、美術館・博物館情報などは最新に改変している。
■メトロポリタンプレス【編】
■メトロポリタンプレス
■2023/02刊
■A5判 200P
見所がわかる 茶の湯のやきもの 鑑賞入門
茶席にある陶磁器54点を唐物、高麗、和物、海外に分類、図版を多用してその見所をわかりやすく紹介。
■小田達也【著】
三代にわたる茶道研究家で、御茶道具・小田商店社長。
■淡交社
■2023/03刊
■B5判 128P
すぐわかる 茶の湯の名品茶碗【改題版】
名品茶碗80点の見どころを、形・高台・釉・文様などのポイントごとに解説。天目や長次郎、美濃など各ジャンルの茶碗の特徴、名の由来、歴史が簡潔・明解に整理された、茶碗の表現の豊かさに触れる一冊。
■矢部良明【著】
陶磁史・茶道史研究家。東京国立博物館工芸課課長人間国宝美術館館長など歴任。
*ロングセラー*
■東京美術
■2006/11刊(初版2004)
■A5判 143P
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高麗茶碗 茶人に愛された名碗の誕生
茶を飲むに適当な形、手に取るとすっぽりと掌に包み込まれるような大きさと重さ、抹茶の緑がほどよく対比する色。これら三条件を満たす高麗茶碗の全貌を韓国と日本の二つの眼で解き明かす一冊。
■谷晃【著】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
■申翰均【著】
韓国の陶芸家、父・申正煕は韓国で最初に高麗茶碗を再現した、著名な陶芸家。
*ロングセラー*
■淡交社
■2008/02刊
■B5判 159P
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茶の湯の茶碗 第五巻 樂茶碗
樂家歴代16人と田中宗慶・本阿弥光悦の作品を中心に、玉水焼・大樋焼の作品を含め、楽焼の茶碗120碗を紹介。
■樂直入【責任編集】
15代樂吉左衞門(直入)。東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。
■赤沼多佳【監修】
茶陶・陶磁器研究家。東京国立博物館、茶道資料館を経て、三井記念美術館参事。
■竹内順一【監修】
陶磁史・茶道美術史家。東京藝術大学名誉教授。永青文庫理事。
■谷晃【監修】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
■淡交社
■2021/09刊
■B5判 495P
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茶の湯の茶碗 第四巻 和物茶碗II
江戸時代の京焼の茶碗60碗と、これまであまり知られていない地方の窯や陶工が制作した、和物(国焼)茶碗40碗を紹介。
■梶山博史【責任編集】
美術史・日本陶磁史家。兵庫陶芸美術館、中之島香雪美術館を歴任。
■赤沼多佳【監修】
茶陶・陶磁器研究家。東京国立博物館、茶道資料館を経て、三井記念美術館参事。
■竹内順一【監修】
陶磁史・茶道美術史家。東京藝術大学名誉教授。永青文庫理事。
■谷晃【監修】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
■淡交社
■2022/06刊
■B5判 480P
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茶の湯の茶碗 第三巻 和物茶碗I
桃山時代から江戸時代前期に焼かれた、瀬戸や美濃、唐津、高取、薩摩、上野、萩、信楽、備前の茶碗102碗を紹介。
■重根弘和【責任編集】
岡山県立博物館学芸員。専門として中世以降の備前焼研究など。
■赤沼多佳【監修】
茶陶・陶磁器研究家。東京国立博物館、茶道資料館を経て、三井記念美術館参事。
■竹内順一【監修】
陶磁史・茶道美術史家。東京藝術大学名誉教授。永青文庫理事。
■谷晃【監修】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
■淡交社
■2022/02刊
■B5判 464P
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茶の湯の茶碗 第二巻 高麗茶碗
数多の高麗茶碗の中から、伝世する選りすぐりの110碗を取り上げ、分類別にその特徴と見どころを語る。
■降矢哲男【責任編集】
京都国立博物館研究員。専門は陶磁史、中世考古学など。
■赤沼多佳【監修】
茶陶・陶磁器研究家。東京国立博物館、茶道資料館を経て、三井記念美術館参事。
■竹内順一【監修】
陶磁史・茶道美術史家。東京藝術大学名誉教授。永青文庫理事。
■谷晃【監修】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
■淡交社
■2023/02刊
■B5判 464P
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茶の湯の茶碗 第一巻 唐物茶碗
曜変を含むさまざまな唐物天目(油滴・建盞・玳玻盞・灰被・黄天目など)や、白磁・青磁・絵高麗・染付・祥瑞・宋赤絵、安南、宋胡録、島物、阿蘭陀など。
■徳留大輔【責任編集】
陶磁研究家、出光美術館学芸員。専門は中国陶磁、陶磁考古学など。
■赤沼多佳【監修】
茶陶・陶磁器研究家。東京国立博物館、茶道資料館を経て、三井記念美術館参事。
■竹内順一【監修】
陶磁史・茶道美術史家。東京藝術大学名誉教授。永青文庫理事。
■谷晃【監修】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
■淡交社
■2021/06刊
■B5判 464P
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わかりやすい 高麗茶碗のはなし
高麗茶碗には様々な呼称(分類)があり、その種類は20種以上。その分類を整理して、特徴や見所、呼称の由来などを紹介。また高麗茶碗の歴史や基礎、日韓両国における「写しもの」の制作についても。
■谷晃【著】
茶の湯文化史研究家。野村美術館館長。茶の湯や日本文化史に関する著作多数。
*古本でもオススメ*
■淡交社
■2014/02刊
■A5判 183P
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