やきもの評論・随筆・伝記-2 足跡をたどる「陶芸家の伝記・評伝」
update:2024/11/12
明治時代がはじまってから150年を優に超え、近代の様々な産業や現実に対する再評価も高まっています。ここでは、明治〜昭和初期に活躍した、陶芸家の巨匠たちの歩みを綴った伝記や評伝を集めました。
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京都粟田焼窯元 錦光山宗兵衛伝 世界に雄飛した京薩摩の光芒を求めて
明治の京都に生まれ、主に輸出用として海外の王侯貴族に愛された「京薩摩」。再現不可能といわれる世界一の細密描写の「京薩摩」の生みの親である名匠・錦光山宗兵衛の苦闘を描いた力作。
■錦光山和雄【著】
京都粟田焼・京薩摩研究家、元証券マン。錦光山宗兵衞の孫。
■開拓社
■2018/02刊
■A5判 393P
夢境 北大路魯山人の作品と軌跡
北大路魯山人(1883-1959)の芸術活動を六期に分け、福田大観と名乗っていた若い頃から、戦中戦後を経て晩年まで、各時代の作品と論考によってその芸術活動の軌跡と作風の変遷を一望。
■山田和【著】
ノンフィクション作家。『知られざる魯山人』で大宅壮一ノンフィクション賞。
■淡交社
■2015/11刊
■B5判 383P
オススメ関連書籍→「北大路魯山人の本」特集
笑って答えず 評伝・小山冨士夫
陶芸家としても名高い小山冨士夫。日本陶芸史上最大の贋作事件(「永仁の壺」事件)に巻き込まれた陶磁学者のその後を追うドキュメント。
■浅野博行【著】
読売新聞の元記者、後に陶芸を学ぶ。
*古本でもオススメ*
■里文出版
■2021/02刊
■四六判 264P
評伝 石黒宗麿 異端に徹す
自らを「異端」と位置づけ、独学で学び古今東西の幅広い技法に通じ、戦後は人間国宝に認定された、京都の陶芸家・石黒宗麿(1883-1968)の生涯を、正確で資料性高く、さらに人間性まで踏み込んだ石黒宗麿伝。
■小野公久【著】
朝日新聞文化事業部で美術展の担当を経て、日本陶磁協会『陶説』編集委員。
*古本でもオススメ*
■淡交社
■2014/08刊
■四六判 296P
オススメ関連書籍→「人間国宝の本」特集
不忘の記 父、河井寛次郎と縁の人々
柳宗悦、バーナード・リーチ、濱田庄司、黒田辰秋、芹澤銈介、棟方志功、保田與重郎、武者小路実篤、吉屋信子、山下清… さまざまな文人墨客との交歓のさまを寛次郎の一人娘による、綴ったエッセイ集。
■河井須也子【著】1957-2012
河井寛次郎の一人娘で、河井寛次郎記念館の元館長。
*古本でもオススメ*
■青幻舎
■2009/05刊
■A5判 207P
終わりきれない「近代」 八木一夫とオブジェ焼
欧米を手本にした日本文化の「近代」の最終段階に登場した前衛陶芸運動・オブジェ焼。その歴史的役割を終えるはずが、まだ命脈を保っている。なぜ「近代」は終わらないのか。その理由をオブジェ焼に探る。
■樋田豊郎【著】
美術史家、専門は近代デザイン工芸史。東京近美、東京都庭園美術館館長など。
*古本でもオススメ*
■美学出版
■2008/05刊
■B6判 285P
ルーシー・リー モダニズムの陶芸家
ウィーン出身で、20世紀にイギリスで活躍した近代陶芸の巨匠ルーシー・リー(1902-95)の生涯と作品・技法を網羅した本格的な伝記。特に、これまであまり語られることのなかったウィーン時代に注目。
■エマニュエル・クーパー【著】
評論家・陶芸家。英国王立大学院の客員教授などで活躍し、著書も多数。
*古本でもオススメ*
■ヒュース・テン
■2014/07刊
■A4変判 329P
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