陶芸技法の専門書・入門書-1「陶芸材料」解説書

update:2024/11/12

陶芸は様々な素材を知り、生かすことが楽しさ。最近は通販などもあって、本当に多種多様な陶土・磁土、釉薬、色絵の具などを手に入れることができます。ここでは、誰でも一冊は持っていたい土と釉薬を解説した本を集めました。

 
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釉薬づくり入門 有田焼の老舗材料店に教わる調合例
有田の老舗・深海商店(釉薬・呉須・色絵の具会社)の後継者が、老舗ならではの釉薬調合例を紹介。基礎釉10種と着色剤6種を組み合わせた釉薬調合を合わせて250例以上、約1600ものテストピースを掲載。
■深海宗佑【著】
 有田焼始祖の一人である百婆仙を先祖にもつ深海家13代目、深海商店後継者。

 
■誠文堂新光社
■2023/12刊
■B5判 176P
 

 


 
陶芸の土と窯焼き
陶芸技法の研究者として名高い著者が『陶芸の釉薬』『陶芸の伝統技法』に次いで、土と焼きを、歴史的・地域的に追求し,現在の作陶にあたっては、多くの写真・図表資料で土の性質や焼き方を詳述。
■大西政太郎【著】
 旧京都市工業研究所にて釉薬の試験研究・指導し、同工芸部長を歴任。

 
 
*ロングセラー*
■オーム社
■2014/03刊(初版1983)
■A5変型判 200P
 

 
 





 


 
陶芸の釉薬 336の色彩帖 21色の釉薬を土と焼き方と重ね掛けで彩り豊かに楽しむ
赤土と白土の陶器の2種類に酸化と還元の2種類の焼き方で、21色の釉薬を掛けたカフェオレボウルとプレートの色見本336のパターンを掲載。さらに、その21色の釉薬を使用した陶芸家作品も見所。
■誠文堂新光社【編】

 
*古本でもオススメ(電子版あり)*
■誠文堂新光社
■2013/11刊
■B5判 128P
 

 


 
見てわかる陶芸材料【保存版】
101種類の土のテストピースをはじめ、天然灰・合成灰・長石・珪石・含鉄土石・呉須・化粧土・銅など、200種類以上の陶芸材料を丁寧に解説。作品作りのための材料選びや作り方に役立つ知識を網羅。
■寺田康雄【監修】
 陶芸家。瀬戸で美山窯4代目当主で、織部を中心に作家活動。

 
*古本でもオススメ*
■双葉社
■2015/02刊(初版2002)
■B5判 112P
 

 
 


 
粘土と釉薬の焼成見本帖1260市販材料の組み合わせで色選び
釉薬20種を素地21種に釉掛け、3種類の焼き方で、1260ピースの色見本を作成、それぞれの違いや特徴などを解説。釉薬と粘土の組み合わせによる変化の規則性も紹介。
■祖師谷陶房【著】
 藝大出身者など実力派の講師陣で人気の、東京世田谷の陶芸教室。

 
*古本でもオススメ*
■誠文堂新光社
■2013/12刊
■B5判 175P
 

 
 


 
もっとつくりたくなる  陶芸釉薬色見本帖II
ベストセラーとなった陶芸のバイブル書、「すぐつくりたくなる 陶芸釉薬色見本帖」の第2弾。9色に分類した釉薬を、様々な土・あらゆる焼成方法で作品表現し、綺麗で実用的な、わかりやすい色見本帖。
■藤原寛【著】
 陶芸窯・機材・材料の専門メーカーにて釉薬の研究・開発や様々の窯の開発を担当。

 
*古本でもオススメ*
■マガジンランド
■2011/04刊
■A4判 128P
 

 


 
すぐつくりたくなる  陶芸釉薬色見本帖
陶芸の仕上げは釉薬!その釉薬の世界をわかりやすく視覚的にとらえた見本帖です。オーソドックスな釉21種類を7つの表現に分け、呉須・弁柄・白化粧・釉薬同士の重ね掛け焼成見本を展開。
■田中見依【監修】
 陶芸家。M工房設立後は、陶芸・陶絵付け講師としても首都圏を中心に活躍中。

 
*古本でもオススメ*
■マガジンランド
■2005/10刊
■A4判 128P
 

 






 
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