特集★「古今 九谷焼の本」
update:2024/11/13
江戸時代、加賀百万石の素で生まれたのが九谷焼。古九谷の斬新な意匠から、現在に至る絢爛豪華なものまで、絵付けの技が光るやきものです。窯元も多く、発祥の加賀市、現在の窯元が集中する小松市・能美市、そして城下町である金沢市と、多くの作品が発表され続けています。ここでは、九谷の名工や、現在の注目・人気作家まで幅広く本を集めました。
現代の巨匠!九谷焼作家の作品集
赤の極み 福島武山作品集
九谷焼の三大技法の一つ“赤絵細描”の第一人者である福島武山。その超絶技巧による代表作を自選した初作品集。
■福島武山【著】
石川県指定無形文化財九谷焼技術保存会会員、九谷焼伝統工芸士会会長。
■芸術新聞社
■2022/01刊
■B5判 178P
九谷 錦山窯の仕事
3代当主で「釉裏金彩」の人間国宝・吉田美統と4代目吉田幸央、吉田るみこの作品と、錦山窯の歴史などを紹介した一冊。金襴手・釉裏金彩・色絵金彩などの金を使用した多彩な技法による色絵金彩作品集。
■錦山窯【著】
明治39年開窯、4代目当主は人間国宝・吉田美統。金襴手が特徴の九谷焼窯元。
■エクスナレッジ
■2015/02刊
■A4変型判 96P
オススメ関連書籍→「人間国宝の本」特集
九谷よ永久に 八十吉四代
古九谷・吉田屋の再現を極めた初代、画風と技術革新に取り組んだ2代、「耀彩」を生み出し人間国宝になった3代、そして新しい「赤」を創出した当代まで、徳田八十吉4代の作品を集成。
■北國新聞社出版【編】
*古本でもオススメ*
■北國新聞社出版局
■2015/09刊
■A4判 154P
オススメ関連書籍→「人間国宝の本」特集
写真とたっぷりの解説で九谷焼を愉しむ本と雑誌
九谷モダン
定評あるベテランから気鋭の若手まで、個性豊かな作品を生み出し続ける、現代の九谷焼作家93名、260点以上の作品を掲載。加賀、小松、能美、金沢のエリア別に九谷の特徴を紹介。
■芸術新聞社【編】
■芸術新聞社
■2019/02刊
■B5判 202P
窯別ガイド 日本のやきもの 九谷
古九谷から現代の九谷までの色絵・青手・色絵金彩などの名品を満載。華麗な赤絵細描の技法や、釉裏金彩、上絵付、彩釉磁器から轆轤曳きの技法まで、九谷焼の技術を詳しく紹介。絢爛豪華な九谷焼の魅力満載。
■寺尾健一【著】
石川県立美術館学芸専門員、高岡短期大学及び金沢美術工芸大学非常勤講師。
*古本でもオススメ*
■淡交社
■2003/02刊
■A5判 128P
炎芸術 no.147 特集:現代九谷の細密表現
現代九谷の細密表現など、伝統とモダンを見せる50歳以下の注目作家20名を紹介。
【掲載作家】見附正康・牟田陽日・田村星都・齋藤まゆ・三代仲田錦玉、他
■『炎芸術』編集部【編】
■阿部出版
■2021/08刊
■A4判 182P
炎芸術 no.123 特集:色絵九谷
海外でも「ジャパンクタニ」として人気の九谷の色絵の歴史と現代の作家まで特集。
【掲載作家】近代九谷の巨匠たち、武腰潤・福島武山・南繁正・織田恵美・上出惠悟・北村和義、他
■『炎芸術』編集部【編】
■阿部出版
■2015/08刊
■A4判 160P
目の眼 2021年01月号 特集:愛でたき古九谷 工芸の国がつなぐやきもの
古九谷の名品から、現代作家の九谷焼まで広く紹介。名高い陶研究家である学習院大学の荒川正明、金沢の国立工芸館館長・唐澤昌宏へのインタビューや森由美の寄稿、さらに美術館やコレクター、古美術商を訪ねる。
■『目の眼』編集部【編】
■目の眼
■2021/01刊
■B5判 152P
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