特集★「北大路魯山人の本」
update:2024/11/13
北大路魯山人(1883-1959)は、篆刻や書画、陶芸など、様々なジャンルで活躍した芸術家。“器は料理の着物”という言葉を残し、食を極め、陶芸に力を入れました。現在も魯山人作品は料亭から個人コレクターまで人気が高く、多くの書籍も出版されています。ここでは、魯山人を扱った本を集めました。
北大路魯山人の陶磁器作品集
魯山人 ART BOX 美と食の天才
書・画・陶・食を自在にあやつるマルチ・アーティスト北大路魯山人のすべてを網羅した一冊。作品写真とともに、資料写真も掲載し、多方面におよぶ魯山人の活動を垣間見ることができる。
■黒田和哉【著】
近代陶芸画廊として名高い銀座黒田陶苑の2代目当主。著作多数。
*ロングセラー*
■講談社
■2007/11刊
■A5変型判 255P
魯山人 うつわの心
少年時代に魯山人に可愛がられ、銀座で現代陶芸画廊を営んでいた著者による魯山人像と、その鑑定眼で選定した魯山人作品約170点を掲載。魯山人作品鑑賞の手引きもあり、愛好家必見の一冊。
■黒田和哉【著】
近代陶芸画廊として名高い銀座黒田陶苑の2代目当主。著作多数。
*古本でもオススメ*
■グラフィック社
■2010/07刊
■B5判 159P
写真と読みもので魯山人を知る本と雑誌
NHK美の壺 魯山人の器
NHKの人気美術番組『美の壺』の書籍版。北大路魯山人が目指した「料理と響き合う器」は、どのようにして生まれたのか。センスと技が融合した魯山人の器を堪能するための3つの「ツボ」を紹介。
■NHK『美の壺』制作班【編】
*古本でもオススメ*
■日本放送出版協会
■2006/10刊
■A5判 70P
とんぼの本
魯山人でもてなす。
「器は料理の着物」と語った北大路魯山人の料理哲学やもてなしの心を受け継ぐ、ゆかりの料亭「八勝館」で撮影。魯山人の器に四季の料理を盛りつけることで、器本来の美しさが完成させた一冊。
■八勝館【器・料理】
北大路魯山人ゆかり、建物は重文の、名古屋にある老舗料亭。
■伊藤千晴【写真】
写真家。雑誌『太陽』などで活躍。
■平凡社
■2009/05刊
■A5判 126P
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夢境 北大路魯山人の作品と軌跡
北大路魯山人(1883-1959)の芸術活動を六期に分け、福田大観と名乗っていた若い頃から、戦中戦後を経て晩年まで、各時代の作品と論考によってその芸術活動の軌跡と作風の変遷を一望。
■山田和【著】
ノンフィクション作家。『知られざる魯山人』で大宅壮一ノンフィクション賞。
■淡交社
■2015/11刊
■B5判 383P
炎芸術 no.144 特集:魯山人の自然美
近代の巨匠・北大路魯山人の陶芸作品を特集。足立美術館所蔵の名品を花鳥風月に分けて紹介。【掲載作家】北大路魯山人
■『炎芸術』編集部【編】
*古本でもオススメ*
■阿部出版
■2020/11刊
■A4判 176P
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