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【カテゴリー:花や植物の文様】2015年6月17日更新

 紫陽花を楽しむ梅雨のティータイム

 梅雨が好きな方はあまりいないと思いますが、個人的には紫陽花が大好きなので、楽しみなような憂鬱なような、心揺れる季節です。紫陽花と言えば、日本では古くから愛される花の一つです。日本画によく描かれていますし、古くは万葉集にも「紫陽花の八重咲く如くやつ代にを いませわが背子見つつ思はむ」なんて歌もありますね。

 紫陽花は鎌倉時代にはすでに園芸種として様々な品種が生み出されており、庭園の定番植物となっています。現在でも、全国各地にある「紫陽花寺」の数を考えれば、多いに想像ができることでしょう。さらに、江戸時代にきたシーボルトによって日本の紫陽花はヨーロッパにもたらされ、そちらで品種改良された西洋アジサイは日本に逆輸入してきましたので、紫陽花はまさに百花繚乱の様相なのです。

 さて、陶磁器の世界では、江戸時代の京焼の名工・野々村仁清や尾形乾山の色絵の紫陽花文は現在も数多く写しが作られる人気の文様ですし、古伊万里の染付の紫陽花文が有名でしょう。紫陽花は早くに文様化され、さまざまな工芸品にも登場しているのです。

 現在の紫陽花文は、多彩な品種があるのと同様に、多種多様な表現で描かれているようです。伝統的な文様から、絵画的なもの、デフォルメされたものなど、紫陽花は陶磁器の世界でも楽しませてくれます。ここでは、気軽にティータイムできる、現代的な紫陽花文を集めて見ました。

 一つめは、長崎県・波佐見焼の伝統工芸士で染付の名手・田村照利(峰雪窯)による『アジサイ染付マグカップ』。カップの形に合わせて紫陽花を大胆に配し、アールヌーボーを彷彿させる洒脱なデザインです。呉須の青だけでなく、うっすらと緑や紫がかった青が彩色されており、雨に彩る紫陽花の美しさを見るようです。

 二つめは、京焼・清水焼の二代村田幸之介(六斎窯)による『紫陽花マグカップ』。六斎窯と言えば、初代は日本南画院理事であり、清水焼に南画の絵付けをもたらした名手であり、二代目である幸之介もその作風を受け継いでいますが、本作は、軽やかな水彩画のような風情です。しかし、名手ならではの絵付けの技、そして日本画のような空間構成があり、さらに内側には染付で伝統文様が施された逸品です。

 三つめは、佐賀県・有田焼の舘林喜助(舘源)による『染錦紫陽花碗皿 』。舘林喜助は、有田の伝統ある窯元・源右衛門窯の本家舘林家の出身でありながら、京都で修行し、有田で独立後は、丁寧な手作業による絵付けをしつつも、「家庭で使えるうつわ」にこだわっており、数多くのファンがいます。このカップ&ソーサーも、染付をベースとしながら、花弁にシックな色調のピンクと紫を彩色しているので、香り高いコーヒーを煎れて、男性にも楽しんでもらいたい逸品です。

 最後は、カップではなくて27.8cm角のスクウェアプレート。有田焼ブティックのスクエアシリーズで、福泉窯の『スクエアディナープレート・花あじさい』です。有田ブティックとは、有田焼の窯元7社と有田焼商社が"彩り"をテーマに共同開発したオリジナル商品。本品はディナープレートですが、和洋どちらにも映え、菓子器にもぴったりです。マカロンやプチフールール、和なら練り切りなど、色鮮やかな菓子を盛り付けてテーブルの中央におけば、おもてなしのテーブルコーディネートになりそうです。

 日本の四季に合わせて、食卓の意匠にこだわるのは、日本の文化・伝統です。ぜひ、紫陽花文で梅雨を楽しんでください。
























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