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【カテゴリー:デザイン(チューリップ)】2015年2月17日更新

 アウガルテンの愛「ウィンナーフラワー」チューリップ カップ&ソーサー

 春爛漫!チューリップ・デザイン特集その6

 アウガルテンの「ウィンナーフラワー」シリーズは、シンプルな筆使いで描く花文様であり、1924年に発表されました。ユリやクロッカスなど12種類あります。

 なかでも、チューリップはシックな紫に、葉の緑というコントラストが、大人カワイイ雰囲気を持っています。カップのフォルムも優しい丸みを持っており、手にしっとりとなじみます。さらに持ち手には緑のハート、そして口辺にも緑があしらっているのもうれしいアクセントです。

同シリーズにはエッグシェイプボックスも。小物入れとして、チョコなんかを入れ、合わせてティータイムを楽しみたいものです。


アウガルテンのウィンナーフラワー

 アウガルテン(Augarten)は、マイセンに次ぐヨーロッパの古窯であり、オーストリアが誇る伝統の名窯です。1718年にウィーンで開窯し、そのご愛陶家であった女帝マリア・テレジアが庇護して国営ロイヤル・ウィーンとなりました。その後は閉窯の浮き目もみましたが、第1次世界大戦後の1924年、マリア・テレジアゆかりのアウガルテン宮殿跡に工房が再建され、現在まで高い人気を保ち続けています。
 アウガルテンはすべて手描きのため、生産数も限られています。代表的なシリーズとしては、ウィーンの伝統的な花文様であるバラをモチーフにした「ウィンナーローズ」でしょう。白地に楚々としたピンクローズが愛らしく、気品に溢れています。また、グリーンで花々を描く「マリア・テレジア」もエレガントで、先のウィンナーローズと人気を二分するほど有名。いずれも、繊細で優美なフォルムに、繊細な職人技による絵付が映え、アウガルテンを一流として知らしめています。
 その他にも、近年では、クラシックなデザインとは対照的なシンプルモダンなデザインも発表されています。なかでも、大胆なフォルムとストライプが特徴的な「メロン」シリーズは有名です。






















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