update:2018/11/22
先週は、クリスマスコレクションをご紹介しましたので、今回は、国内外の名窯による伝統のイヤーコレクションです。
世界中にコレクターがいますが、中でもロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートはその代表格でしょう。
デンマークが誇る古窯「ロイヤルコペンハーゲン」が、最初にイヤープレートを発表したのは、今から100年以上前の1908年です。以来、途切れることなく毎年発表され続け、それは戦中も例外ではありませんでした。1945年のイヤープレートは、雪の中に咲く健気なクリスマスローズに、祈るように身をかがめる天使の姿が描かれた「平和のモチーフ」として、特に有名な年です……ちなみに、この年のプレートを今買おうと思うと、かなりのお値段になっているはずです。
さて、来年2019年のイヤープレートも発表されました。112枚目ですね。モチーフは「Meeting in the Paddock」。パドックで出会った馬と兎……メルヘンな絵となっています。
ロイヤルコペンハーゲン (Royal Copenhagen) イヤープレート 2019年/平成31年 「Meeting in the Paddock」【あす楽】 北欧 クリスマスプレート 記念品
価格:12,380円 |
次に、イギリスの古窯「ウェッジウッド」のイヤープレートは、ロングセラーのシリーズ「ジャスパー」から、2019年はギリシア神話の女神「アルテミス」のデザイン。こちらは、4年シリーズになるようですので、4枚揃えたいですね。
https://www.wedgwood.jp/
ドイツの名高い「マイセン」の2019年は「アメリカ グランドキャニオン」。この大渓谷を絵皿に描くというのは、さすがマイセン。ちなみに、マイセンでは、日本限定として、2019年干支プレートもあり、こちらは「サクソフォンを吹くイノシシとウリ坊」…なんともユーモラスです。
https://www.meissen-jp.com/
最後は、ハンガリーの「ヘレンド」。こちらも干支シリーズが愛らしい。2019年はもちろん、イノシシです。正式にはヘレンドグリーンで彩られた「ZODIAC 干支シリーズ」。西洋の黄道十二星座(いわゆる12星座)と東洋の十干支を組み合わせた毎年人気のイヤーズプレートです。
http://www.herend.co.jp/index.html
最後に、有田の老舗「深川製磁」のイヤープレートも。
2019年は、『亥』染錦富士に福寿紋 縁起皿が発表されました。素敵です。お値段も手頃ですし、ぜひチェックしてみてください。
https://www.fukagawa-seiji.co.jp/
(2023年加筆修正)
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