update:2019/12/17
東京・日本橋の老舗百貨店の三越と髙島屋。いずれの美術部も創設110年を超えており、戦後の現代陶芸において、重要な役割を果たし続けてきています。
その二つの美術部が年末恒例としてるのが、酒器展です。
出品予定作家も多く、現代陶芸の酒器の競演。これが陶芸コレクターのきっかけになったという人もいるほどで、陶芸を買いたいビギナーさんも、毎年買うとおっしゃる愛好家さんも、見逃せない展覧会となっています。
日本橋三越本店「2019 酒器展」
2019年12月18日〜23日
本館6階 美術特選画廊
予定作家は約150名で、600点以上の酒器が並ぶ予定。現在活躍中の若手から人間国宝のような巨匠まで、全国的な人気の作家はほぼここで見ることが可能ではないでしょうか。。
日本橋髙島屋「酒器展」
2019年12月18日〜2019年1月7日
本館6階 美術画廊
こちらは会期が長いのが特徴。巨匠から人気の現代作家まで、新作も含めて一堂に会します。また、陶芸が中心ですが、ガラスや漆なども並ぶのも特徴です。
愛陶家、愛飲家にとって、酒器は人気のコレクターアイテム。
飾るも良し、使うも良しで、人気作家ものでも、比較的に手が伸ばせる価格なのもうれしいものです。
ぜひ、年末年始の晩酌に、新しい、とっておきの酒器を!
ちなみに、人気作家はすぐに売約済みがついてしまうので、お早めがおすすめです。