update:2018/05/14
有名な陶芸専門誌である『炎芸術』と『陶工房』はどちらも年4回、2・5・8・11月の発売です。陶芸の鑑賞を主として愛陶家・陶芸業界に高い支持を得ている『炎芸術』は1日、作陶を主として陶芸初心者からアマチュア陶芸家まで大人気の『陶工房』は20日発売です。
3ヵ月に1度の発売ですから、ついつい買い忘れてしまうこともあるのでは?
ということで、買い忘れ注意・・・で、発売情報のお知らせです。
『炎芸術 No.134』 2018年5月1日発売 阿部出版
特集は「青白磁 青と形のハーモニー」。
白磁は白い磁土に透明釉をかけたもの、青白磁は白い磁土にたっぷりとやや青み帯びた透明釉をたっぷり掛けて、うっすら青くしたもの。
日本では伝統的にはあまり作られておらず、中国陶磁が中心でしたが、現在では非常に人気があって、青白磁作家さんもたくさんいます。
・・・実際、伝統工芸展や日本陶芸展など、大規模な公募展に行ってみると、青白磁の作品をたくさんみることができると思いますよ。
本書は、その青白磁を大特集。なかなか興味深い内容です。
炎芸術no.134(2018夏)―見て・買って・作って・陶芸を楽しむ 特集:青白磁 青と形のハーモニー 新品価格 |
『陶工房 No.89』 2018年5月20日発売 誠文堂新光社
特集は「現代備前の新たな地平」。
岡山県の備前焼の本場、伊部を取材し、数多くの作家の中から特に若手の注目ばかり5人を選んで紹介。
さらに、第2特集の「人気作家の凄技レシピ」には、花などをモチーフにした、特徴的な曲線のフォルムを持つ白磁で知られる中里浩子さんの「はなのうつわ」。他にも、手びねり陶芸、磁土練り込み講座など、人気連載で盛りだくさんです。
陶工房 No.89: 観る、知る、作る。陶芸家に学ぶ焼き物づくりの技 新品価格 |
雑誌の良いところは、陶芸の最新情報が手に入ること。
展覧会など、時事ネタもぜひ。