「用の美(ようのび)」という言葉は、愛陶家や陶芸家の間では、基本的な用語の一つと言って良いでしょう。でも、一般的には使わない特殊な言葉ですから、もちろん、初耳という方もいるでしょう。ちなみに、広辞苑などにも掲載されていな […]
陶芸家には、文化勲章の他にも、肩書きとして「人間国宝(重要無形文化財保持者)」「伝統工芸士」そして「現代の名工」と国が決めるものだけでも3種類あるのをご存じですか? 近代以前、やきものを含めた伝統工芸品は、各藩の保護 […]
なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の4回目。これまた、愛陶家、華道家、さらには酒好きの中ではよく知られている言葉ですね。 「備前の水甕、水腐らぬ」 これは、古 […]
誰もが知る陶芸界の名家をご紹介していく企画の第3弾。 既に紹介した「酒井田家」「今泉家」と同じく佐賀県にありますが、向こうが色絵磁器なのに対し、こちらは陶器の唐津焼の名家「中里家」です。 歴代当主は中里太郎右衛門(なかざ […]
なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の3回目です。これまた、愛陶家、さらには日本酒好きの中では有名で、金言のようなこの台詞。 「備前の徳利、唐津のぐい呑」 これ […]
誰もが知る陶芸界の名家をご紹介していく企画の第2弾。 前回の「酒井田家」と並ぶ、色絵磁器の名家「今泉家」です。 歴代、今泉今右衛門を名乗ります。現在は14代目。 今右衛門と言えば、陶芸、古美術の世界では柿右衛門とならんで […]
なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の2回目。これまた、有名なのですが、改めてあげておきましょう。 「萩の七化け(はぎのななばけ)」です。 まず最初に申し上げま […]
日本は100年、200年、300年、それ以上・・・と、代々受け継がれている陶工の家「名陶」があります。 ここでは、誰もが知る陶芸界の名家をご紹介していく企画です。 このアプローチで陶芸を知るというのも、なかなか面白いと思 […]
2月28日は織部の日。 岐阜県土岐市が、30年前に制定しました。利休七哲(千利休の高弟7人)の一人、古田織部が初めて歴史の舞台に登場した日とされています。 1599年2月28日に、織部は自分の焼いた茶器で茶会を開いたと言 […]
ここでは、なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集めています。 第1回は「一楽二萩三唐津」。 愛陶家、というより、これは茶道の世界の言葉なのですが。。。 ようするに、茶人が […]