update:2020/02/14
猫は、老若男女、古今東西を問わず、人気のモチーフですね。
古くは古代エジプトに猫の像がたくさん作られていたのは有名な話ですし、もちろん、古陶磁にも、猫の文様はたくさん見られます。
そして、現在まで続いているのです。
さて、そこで、2月22日は猫の日ということですから、本稿でも猫をご紹介していきましょう。湯呑からマグカップ、箸置きなど、猫は定番の文様ですが、今回はあえて「置物」がテーマです。
まずは、日本人なら一つはもっておきたい(?)招き猫。
九谷焼 招き猫「黒盛花と蝶」
価格:12,600円 |
かなりの美猫です。九谷焼の伝統の技法の一つである「盛絵技法」を駆使し、絢爛豪華な招き猫の色絵磁器の置物となっています。絵付けの花々も美しいです。
次に、日本が誇る洋食器の名窯ノリタケ。
ノリタケ 眠り猫「うたたね」
ノリタケ 〜Noritake〜置物「猫」(うたたね) [招き猫]
価格:33,000円 |
ボーンチャイナの美しいフォルムの猫。眠り猫といえば、日光ですね。意味は「警戒心の強い猫すらも安心して眠りに付ける世の中の到来」とか。縁起ものです。
3番目は、ヨーロッパのフィギリンの王者、リアドロ。
リヤドロ 置物「長靴をはいた猫」
価格:105,600円 |
さすがリアドロという、誇らしげな表情が愛らしい猫の置物。有名なペロー版が有名ですが、賢い猫によって、貧しい男が立身出世を図る話。こちらも、置物として良いですよ。
4番目は、ハンガリーのヘレンド。
ヘレンド 人形「子猫をくわえた猫」
ヘレンド (HEREND) 人形 VH 子猫をくわえた猫 05551【あす楽対応】
価格:65,450円 |
アートな、ヘレンドらしい猫です。ヨーロッパの王侯貴族に愛され、現在も手描きの絵付けにこだわるヘレンド。同じモノを一つとしてなく、個性溢れる猫となっています。
以上4点。
猫グッズはコレクターも多数。「猫の日」なんて口実ですが、今年も1点、それとも今年から!コレクションに加えませんか?
(2023年加筆修正)
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