次の朝ドラ「スカーレット」は、信楽の女流陶芸の先駆け的存在・神山清子さんの半生を元に作られるとか(註:2019年)。 …しかし、あまりこの作家さんのことは知らないんですよね。正直言えば、作品そのものより、田中裕子が主演し […]
「用の美(ようのび)」という言葉は、愛陶家や陶芸家の間では、基本的な用語の一つと言って良いでしょう。でも、一般的には使わない特殊な言葉ですから、もちろん、初耳という方もいるでしょう。ちなみに、広辞苑などにも掲載されていな […]
先週は、クリスマスコレクションをご紹介しましたので、今回は、国内外の名窯による伝統のイヤーコレクションです。 世界中にコレクターがいますが、中でもロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートはその代表格でしょう。 デンマークが […]
この数年、日本ではやたらとハロウィンが大騒ぎですが、それが終われば街は一転、クリスマスに。 でも、クリスマスは個人的には嫌いな人は少ないのでは? 日本の風習には関係ないのですが、欧米では伝統の文化。この季節に出る、一流ブ […]
陶芸家には、文化勲章の他にも、肩書きとして「人間国宝(重要無形文化財保持者)」「伝統工芸士」そして「現代の名工」と国が決めるものだけでも3種類あるのをご存じですか? 近代以前、やきものを含めた伝統工芸品は、各藩の保護 […]
なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の4回目。これまた、愛陶家、華道家、さらには酒好きの中ではよく知られている言葉ですね。 「備前の水甕、水腐らぬ」 これは、古 […]
長く絶版にならずに定番となっているロングセラー、見逃せない新刊、あるいは、残念ながら絶版となっていても、評価が高い古本でも欲しい名著・・・・・・そんな本を紹介していきます。 1回目は、定番中の定番。 『やきもの辞典』 平 […]
誰もが知る陶芸界の名家をご紹介していく企画の第3弾。 既に紹介した「酒井田家」「今泉家」と同じく佐賀県にありますが、向こうが色絵磁器なのに対し、こちらは陶器の唐津焼の名家「中里家」です。 歴代当主は中里太郎右衛門(なかざ […]
なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の3回目です。これまた、愛陶家、さらには日本酒好きの中では有名で、金言のようなこの台詞。 「備前の徳利、唐津のぐい呑」 これ […]
誰もが知る陶芸界の名家をご紹介していく企画の第2弾。 前回の「酒井田家」と並ぶ、色絵磁器の名家「今泉家」です。 歴代、今泉今右衛門を名乗ります。現在は14代目。 今右衛門と言えば、陶芸、古美術の世界では柿右衛門とならんで […]