■ 茶器・茶陶

2020/02/25
花生《万声》

はじめに… 本稿は無責任且つ個人的感想に基づくエッセイです。ただし、執筆時点において、歴史的、研究者的に主流と考えられている“事項”に関しては、参考文献や研究者からの伝聞を元に、記載しています。   第7回は《万声(ばん […]

2020/02/07
水指《破袋》

はじめに… 本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。   第6回は《破袋(やぶれぶくろ)》です。茶碗が続きましたので、初の水指ですね。   まずは、「水指」って何?という人がいるかもしれないので、そこを簡単に押さえ […]

2020/01/10
新年にふさわしい企画展…「数寄のデザイン」

良質な東洋古美術のコレクションを有することで知られる、長野のサンリツ服部美術館では、「数寄のデザイン」展が開催中です。     数寄のデザイン 2020年1月2日〜3月8日 サンリツ服部美術館 http://www.su […]

2019/12/06
茶碗《玉兎》

はじめに… 本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。   第5回は《玉兎》です。唐物、和物と紹介しましたから、次はやはり高麗茶碗というわけで。   この《玉兎》は前回までの4碗にくらべて、若干知られていない? 高麗 […]

2019/11/12
静嘉堂文庫至宝の曜変天目が公開…「名物裂と古渡り更紗」

世田谷にある静嘉堂文庫は、三菱財閥の岩崎家のコレクションを元に設立され、国宝や重要文化財など、貴重な東洋古美術コレクションを有する美術館として有名です。 そして、陶芸ファンとしては、あの国宝「曜変天目」を所有する美術館と […]

2019/11/01
茶碗《無一物》

はじめに… 本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。   第4回は《無一物》です。楽茶碗といえば、第一弾で《不二山》を取り上げましたが、やはり、楽茶碗といえば長次郎を取り上げないと、片手オチという感じですからね。。 […]

2019/10/29
東京の隠れ家で茶の湯を嗜む…「江戸の茶の湯」

東京の隠れ家的に愛される美術館。 青山という都心の真ん中にあって、緑豊かで、足を踏み入れると、静かにゆったりした気分が味わえる美術館が、根津美術館です。   同館で来月から開催される秋の展覧会がこちら。   【特別展】江 […]

2019/10/11
茶碗《馬蝗絆》

はじめに… 本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。   第3回は《馬蝗絆》です。前2回が国焼の茶碗でしが、こんどは唐物。 なぜコレを選んだかと言えば、歴史ファンの筆者にとって、この馬蝗絆(ばこうはん)という響きに […]

2019/09/06
ひょうげる…「美濃の茶陶」

サントリー美術館は「生活の中の美」を基本テーマとし、絵画、陶磁、漆工、染織など日本の古美術から東西のガラスまで、収集している美術館です。陶磁器の名品も多いのですが、同館は常設展示はなく、原則として企画展に合わせて展示され […]

2019/09/03
茶碗《卯花墻》

はじめに… 本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。   第2回は《卯花墻》です。前回が《不二山》でしたから、同じく国宝である、この名碗を登場させるのは、当然のことですよね。 ではまず基本情報。志野茶碗《卯花墻(う […]