パナソニック汐留ミュージアム「没後50年 河井寬次郎展」

update:2018/07/02

民芸の巨匠、陶芸家・河井寛次郎の没後50年を記念した大規模な展覧会。
本展は、没後50年となる2016年に京都を皮切りに開催され、やっと東京にやってきました。

没後50年 河井寬次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―
7月7日〜9月16日
パナソニック汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック 東京汐留ビル4階
https://panasonic.co.jp/es/museum/

河井寛次郎は、まとめて見ると、その多彩さ、創造性に一層魅力を感じることのできる作家。このような大規模な展覧会はめったに開催されませんから、この機会にぜひいっておきたいものです。
陶芸作品だけではなく、評価の高い木彫なども出展。さらに、山口大学所蔵の初期作品が初公開、松下幸之助所持の寛次郎作品などもあり、実に興味深く、貴重なラインナップとなっています。

京都などですでに行った方も、今回初めてという方も、近現代の陶芸ファンであれば、何度でも足を運んでいただきたい名展覧会。

ぜひ、どうぞ。
 
 
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河井寛次郎を知りたいなら、この本がお勧め。
京都にある、河井寛次郎記念館(旧寛次郎邸)による監修であり、お勧めです。

新装版 河井寛次郎の宇宙