update:2019/08/02
夏の清水寺という、得難い舞台で陶芸の展覧会が明日から開催されます。
桑田卓郎展「日々(にちにち)」
会期:2019年8月3日〜8月25日
会場:清水寺 経堂・成就院(じょうじゅいん)
京都市東山区清水294
https://www.kiyomizudera.or.jp/news/takuro-kuwata-exhibition.php
本展は、清水寺を舞台に展開するアートと「祈り」のプロジェクト「FEEL KIYOMIZUDERA」が主催するもの。
https://feel.kiyomizudera.or.jp/
陶芸家である桑田卓郎氏は、大胆で独特なフォルムや奇抜でサイケデリックな雰囲気の器(の形状をしたオブジェ)や、造形作品で知られる作家です。40才を前にした現時点でも、すでにニューヨークやロンドンなど世界各地で展覧会を開催し、さらに作品も各地の美術館に収蔵されています。
本展でも、清水寺という、静寂の祈りの場に於いて、メタリックや際立つ色彩の作品の数々が、どのように風景に同化し、あるいはどのように破壊をもたらすのか、大いに興味があるところです。
さらに、特筆すべきは成就院が通常は非公開だと言うことです。「月の庭」と呼ばれる成就院庭園も鑑賞することができますので、合わせて楽しみです。
会期は3週間。これだけでも京都に行く価値があるかもしれません。
追記。。。展覧会のスケジュール一覧はこちら